2019年度新聞労連 特別中央執行委員(女性枠)公募を開始

 新聞労連役員のジェンダーバランスを改善するため、新聞労連は4月25日、7月の定期大会から始まる2019年度の中央執行委員の「女性枠」(特別中央執行委員)の公募を始めました。任期は1年で定員は10人。労連加盟単組の全ての女性組合員が対象で、6月20日まで実施します。

 「女性枠」は1月の臨時大会の規約改正で創設しました。女性の組合員が増えるなか、その声を意思決定の場に反映させる積極的是正措置(ポジティブ・アクション)として、現在の中央執行委員と同じ発言権や議決権を持って、中央執行委員会に参加してもらうものです。昨年7月の定期大会で運動方針に掲げた「可能な組合から女性役員3割以上」の実現を目指します。

 新聞労連は現在、来年の労連結成70年に向けて、「男性中心」と言われたメディアのあり方を変え、誰もが働きやすい新しい時代の新聞・通信社やジャーナリズムを考えるプロジェクトを立ち上げる予定です。女性枠のメンバーにはその中核を担ってもらいます。

 応募要件は、①新聞労連加盟単組の女性組合員②労連の大会や中央執行委員会などに可能な限り毎回出席する(交通費・宿泊費・日当は労連本部が負担)の2点です。これまで女性の参加が進まなかった反省から、できるだけ応募の制約を少なくするため、組合役員の経験の有無や年齢は問いません。

 新聞労連のホームページやフェイスブックにアップした応募用紙に志望理由などを記入し、必ず加盟単組を通じて応募してください。郵送またはファクスで6月20日に労連本部必着とします。

 その後、女性の労連役員経験者と労連四役で構成する「推薦委員会」で応募書類を確認。職場の状況などから、実際に労連の会議に出席することが可能なのか、応募者や加盟単組とも話し合い、中央執行委員会を経て、7月の定期大会で選出する予定です。

 労連本部も大型連休明けには組合員向けのパンフレットを各単組に配布いたします。役員派遣なども行い、理解を広めていきますので、各単組におかれましても、周知のほどよろしくお願いいたします。

 申し込み用紙は「組合員専用ページ」にございます。