シンポジウム「メディア業界のハラスメントと市民の『知る権利』」を開催します
新聞労連と東京地連は、7月6日に「メディア業界のハラスメントと市民の『知る権利』」と題したシンポジウムを開催します。
ハラスメントやジェンダー差別は、職場の閉塞感、風通しの悪さをもたらし、それが自由で多様な発想を阻害し取材活動の萎縮につながり、ひいては市民の「知る権利」の阻害要因となると考えられます。さらに、紙面や放送ではハラスメントやジェンダー差別を批判しつつも、業界内ではそれが横行しているという、言行不一致を是正しなければ読者の信頼は得られなません。メディアが社会の公器として市民の「知る権利」を守り、民主主義や人権擁護、社会正義の追求を果たすためには高い倫理観に基づき自らを律することが求められますが、それはメディア産業にはびこるハラスメントやジェンダー差別の撲滅なくしてはあり得ません。また、メディア業界が自らのハラスメント言動と向き合うことを忌避していては、社会で生きる一人一人が、ハラスメントに対する意識を高める上での妨げになります。
そこで、本シンポジウムでは、新聞、放送、出版業界で起きているハラスメントやジェンダー問題は業界内だけでなく、市民社会全体に関わる問題として位置づけ、事例報告を基に対策について考えます。メンテーターに浜田敬子さん(元朝日新聞=ジャーナリスト)、上谷さくらさん(元毎日新聞=弁護士)、安田菜津紀さん(フォトジャーナリスト)を迎えて議論してもらいます。
組合員の他に一般参加も受け付けておりますので、以下からお申込みください。なお、一般参加者は参加費として500円かかります。
新聞労連加盟・友諠組合の組合員の申し込みはこちら・・・申し込み
一般参加者の申し込みはこちら・・・申し込み