2020年度特別中央執行委員(女性役員枠)の公募について
新聞労連は、2020年度の特別中央執行委員(女性役員枠)の募集を行っています。応募枠は最大10人。9月23日の中央委員会で選出し、任期は21年9月までの1年間です。
新聞・通信社で働く女性の比率は現在約2割。新規採用者ではほぼ半数になっています。育児・介護との両立やセクシュアルハラスメントの問題など、女性の組合員が直面している課題に応えることは、労働組合として喫緊の課題です。
しかし、新聞労連のいわゆる「役員会」である中央執行委員会は長年、女性の働く仲間が増えているにもかかわらず、意思決定の場にほとんど女性がいない状態が続いていました。
この状況を見直そうと19年1月の臨時大会の規約改正で創設されたのが特別中央執行委員です。同年7月の定期大会で公募に応じた8人(南日本2人、北海道、朝日、毎日、神奈川、中国、関西合同ユニオンから各1人)が選出されました。19年度(19年7月~20年9月)は労連役員の33%が女性になりました。
1期目のメンバーは19年11月、長崎市幹部から取材中に性暴力を受け訴訟に踏み切った女性記者を支える会の発足イベントも兼ねた全国女性集会・フラワーデモを開催。20年3月の「国際女性デー」には社の枠を超えたキャンペーン報道を展開し、「メディアの女性管理職割合調査」も実施しました。
これからの時代の新聞・通信社の働き方を考える「新聞労連70周年プロジェクトチーム」の議論にも参加し、組合員アンケートを実施するなど、働き方からジャーナリズムのあり方まで様々な取り組みの原動力になっています。
応募要件は、①新聞労連加盟労組の女性組合員②新聞労連の大会や中央執行委員会に可能な限り毎回出席することの2点です。できるだけ幅広いメンバーが参加できるように、組合役員の経験の有無や年齢は問いません。ただし、所属する単組を通じて応募して下さい。
各単組に配布された「応募用紙」(下記のリンクからもダウンロードできます)に志望理由などを記入し、労連本部に郵送またはFAXで送って下さい。8月20日(木)労連本部必着です。
2期目も多くの皆さんの応募をお待ちしています。