新聞社が働く者の権利侵害、絶対に許せない
山陽新聞労働組合 執行委員長 田淵 信吾
みなさま、ご苦労さまです。山陽新聞労働組合執行委員長の田淵です。どうぞよろしくお願いいたします。
本日はご多用中のところお運びいただき、誠にありがとうございました。これだけのたくさんのみなさまに集まっていただきますと、本当に会社に相当のプレッシャーをかけられるのではないかと思っております。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
山陽新聞労働組合はいま現在、組合つぶしとも言える不当労働行為と闘っております。組合方針を理由に、私と副委員長の加賀を、印刷職場から排除する不当配転を強行いたしました。
当然、不当配転にも憤りを覚えますが、それ以上に許せないのが、民主主義の担い手であり社会の模範となるべき新聞社が、このような働く者の権利の侵害を行っていることも許すことができません。
また言論報道機関の中で、社内の自由な言論を封殺するかのような人事政策が行われていることも許すことができません。この闘いは負けるわけにはいきません。絶対に勝つ。とことん闘うということをこの場で決意表明させていただきたいと思います。
組合員が3人という小さな、小さな組合です。みなさまがたのご支援なくして闘っていくことはできません。
小さくとも固い団結と正しい方針の下、生活と権利を守るために、新聞労連の旗の下、これからも勝利目指して一生懸命がんばっていきますので、今後もみなさまの温かいご支援、ご指導をよろしくお願いいたします。本日はどうもありがとうございました。(拍手)
たくさんのご出席、ありがとうございます
山陽新聞労働組合 副委員長 加賀 光夫
先ほど田淵のほうが詳しく言ったので、ぼくは簡単に、みなさまに御礼を言わせてもらいます。私は、その漫画の中にある「K」です。目(の細さ)を見ていただければ、すぐ分かると思いますが…。いま会社からいじめられている山陽新聞労働組合副委員長の加賀と申します。今日はたくさんの方に出席していただき、本当にありがとうございました。(拍手)
山陽新聞労働組合
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- 漫画「山陽新聞が組合いじめ!」
- 当事者の横顔
- 開会あいさつ
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- 第1部 講演(2)「山陽新聞会長=加計学園理事」は利益相反
- 第1部 講演(3)加計問題の本質は、安倍首相による国政私物化
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- 第1部 講演(13)理事長会見のひどさ、メディアはもっと追及を
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- 第1部 講演(15)権力者が言う「中立性」にだまされるな
- 第2部 パネル討論(1) こんなにおかしい、山陽新聞の加計疑惑報道
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- 第2部 パネル討論(3) 越宗会長=加計学園理事? 山陽新聞「分かりかねる」
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- 第2部 パネル討論(7) 報道の自由を守る「職能団体」としての労組
- 第2部 パネル討論(8) 日本の新聞の半分は「政権プロパガンダ」
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- 第2部 パネル討論(10) 安倍政権は「国民は愚か者だ」と思っている
- 第3部 争議の当事者あいさつ
- 第3部 閉会あいさつ
- 集会報道
- 集会参加者の声